超音波歯ブラシの効果実験

確かな臨床結果に裏付けされた数字

歯周ポケット細菌叢に対する超音波歯ブラシの効果実験

 

解 説

左写真は歯周ポケットの細菌叢(歯垢の元となる汚れ)で、菌が粒粒の連鎖状になっていることがわかります。超音波を照射すると、その連鎖がバラバラに切れたことが確認できます(右写真)。このことから、歯表面のプラークの付着力を弱めるため、プラークが落ちやすく、また、歯垢の形成を抑制できることを確認できます。

 

バイオフィルム形成に対する超音波の効果実験

 

解 説

バイオフィルム形成の元となる菌を培養したものに、超音波を照射する試験を行いました。照射後に染色をしたところ、バイオフィルム形成を示す着色が見られませんでした。対照として超音波照射をしなかった方は、バイオフィルム形成を示す紫着色になりました。この実験から、超音波はバイオフィルム(菌の集合体)を形成しにくくすることがわかります。

 

 

歯垢、歯肉炎の方に対する超音波歯ブラシの効果実験

 

解 説

超音波歯ブラシを使い続けることで、プラーク(歯垢)の元になる不溶性グルカンの連鎖を繰り返し破壊するので、プラークが付きにくくなってきます。超音波歯ブラシを30日間使用した結果が図1、手用歯ブラシとの比較が図2です。プラーク付着が抑制されることで、歯肉出血や歯肉炎が大幅に減少する結果となっています。